「緑内障の診断と治療について最新の治験」

clm_ika13docコラム投稿: 
ふじた眼科クリニック 院長 藤田 南都也

緑内障は40歳以上の市民の20人に一人はいると言われる病気です。原因は遺伝的なものが多く、日本人に一番多いのは、末期まで自覚症状が出ない、正常眼圧緑内障というタイプです。

緑内障体質の人は網膜が弱く、網膜が薄くなり、次第に視野が欠けてきます。一度失われた視野を元に戻すことはできません。このため、早期の発見と治療開始が大変重要になります。

clm_ika13a従来は熟練した眼科医が丁寧な眼底検査をして、視神経乳頭の凹みや網膜の神経線維が弱りかけているところを見つけて診断していましたが、ここ1、2年で完成度の高まったOCT(光干渉断層計)では、網膜の厚さを測定出来、正常眼の厚みと比較することにより、異常箇所を客観的に抽出することができるようになりました。

また、診断のみならず、近年点眼治療薬の進には目覚ましいものがあります。緑内障の治療として大変重要な、眼圧を下げる点眼薬だけでも、主だった薬だけで3系統も揃いました。

初期は1種類の点眼薬だけでよくても、次第に点眼薬の種類が2種類、3種類必要な人も出てきます。すると、どうしても点眼を忘れてしまったり、面倒で抜かすことが起こりがちです。

昨年になって、主要な3系統の緑内障点眼薬のうち、2種類を混合した合剤が数種類発売されました。これによって、点眼の手間がかからなくなったことと、費用負担も合計より少なくなり、患者さんのメリットも大変大きくなっています。


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