「顔のバランス~その1」(外科矯正は保険で治療できます)
コラム投稿:
医療法人社団誠志会つちだ矯正歯科クリニック 院長 土田 康人
なぜ、手術をしてまで治さないといけないのか?何年か前にワイドショーをにぎわせた欠陥住宅と同じことと思ってください。欠陥住宅とは、基礎(土台)や柱の構造に問題があり、家がゆれたり倒れたりします。お口の中では、土台となる顎がズレているわけですから、その上の歯をいくらきれいに並べても長持ちしません。
顎変形症には、反対咬合(受け口)、上顎前突(出っ歯)、開咬(上下の歯が咬んでいない状態)、顎偏位(顎が横に曲がった状態)など、矯正治療だけでは治しきれない場合手術をします。手術前にきちっと咬むように歯を並べておきます。手術はもちろん、手術前後の矯正治療も保険がききます。手術は、全て口の中から行なうので顔にキズはつきません。美容整形とは違い、外科矯正は咬み合わせを正常にすることが第一目的であり、横顔も付随的によくなるというものです。つまり、咬み合わせがよくなり、横顔もよくなり、しかも保険で治せます。また、高額医療費控除や医療費控除も受けることができます。となれば、外科矯正の方がいいのは一目瞭然ですね。
顎のズレがあって手術をしたくない方は、早いうち(小学校1、2年生)に治療してください。手術が必要なのか、矯正だけで治るのか、なかなか見分けがつかないと思います。気になっている方は、矯正専門医に相談してみることをお勧めします。
私は『歳だから~』とあきらめている方いませんか? 40代、50代の方も手術で治していますよ。
『私は手術をして人生変えてやる!』と名ゼリフをはいた方もいました。コンプレックスは早く取り除いてしまいましょう。
医療法人社団誠志会 つちだ矯正歯科クリニック
歯科・矯正歯科
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開業/平成8年
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