「矯正治療の開始時期」について
コラム投稿:
アヴァンセ矯正歯科表参道 院長 由川 将丈
■矯正治療の開始時期について
私は保護者の方からよく「ウチの子は歯ならびが悪いのですが、何歳くらいから矯正治療を受ければよいのでしょうか?」といった質問を受けます。 私としては「はっきり何歳というのは難しいのでそのお子様によります」とお答えしています。 同じ小学生のお子様でも、実際にお口の中を拝見すると歯の生えかわりには個人差が非常に大きく、同級生でも1~2年違いがあることは珍しくありません。 ですから最適な治療開始時期も数年の差が生じることがあり、かえって「何歳」と断定することは危険でもあります。また近年はインターネットの発達もあっていろいろな情報が手に入るようになったのですが、以前に「永久歯に生えかわるまで待ったほうが良いと聞きました」というおっしゃる親御さんがいました。 これもケースバイケースなので全ての歯が永久歯になるまで待つと場合によっては時機を失する可能性もあります。 なかなか一般の方には判断が難しいと思いますので「なにか変だな」と思ったら早めにお近くの専門医で相談されてはいかがでしょうか。早期に治療をスタートすると永久歯を抜かなくても並べられる確率が高くなります。私も診察していて「もう少し早く受診してくれれば」と感じたことは何回もあります。最近は新しく開発された装置もあり、3~4歳で治療開始することもあります。もちろん相談イコール治療ではありません。 まだ早いと判断いたしましたら定期的(半年~1年)に経過観察ということになります。虫歯になったりしないかチェックしながら最適な治療のタイミングをアドバイスいたします。
■アンチエイジングのために
矯正治療はお子様のためだけのものではありません。技術的には何歳でも可能です。 当院でも成人の方が半数以上を占めますし、60歳以上の方もお見えになります。 全ての栄養は口から摂取するわけですから、良い歯ならび・かみあわせでしっかりかんで食べることはアンチエイジングにもつながります。
先日は陸上の世界大会でマラソンで日本人選手が見事メダルを獲得されましたがその選手が矯正装置をつけて走っていましたね。 またメジャーリーグに挑戦したある投手も日本で歯ならびを治してから海を渡っていきました。矯正装置については「目立ちそう、痛そう」というイメージが先行していると思いますが、技術の進歩もあって痛みが軽く、自然な色合いになっております。実際に治療された方もほとんどが「思っていたより目立たない」「痛いのがイヤでこれまで敬遠してきたがこのくらいだと知っていたらもっと早く受診していた」といった感想を話されます。
「ここが気になる」とお悩みの方はぜひご相談ください。
■ロハスなクリニック 当クリニックは新型のデジタルレントゲンを導入し、放射線量を従来の数分の1~十分の1に軽減し、「人に優しい」コンセプトを実現しました。 また従来のアナログ型に比べて廃液がゼロですので「環境にも優しい」装置です。 矯正装置も新開発の歯に負担の軽いタイプを選択し、「歯に優しく」「痛みが少なく」「期間も短く」をモットーにしています。またできる限り「歯を抜かない矯正治療」をこころがけています。メディカルページを見て来院された方は相談が無料です。 |
アヴァンセ矯正歯科表参道
歯科・矯正歯科
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開業/平成18年6月
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